公団・公社住宅においても高齢化の進行

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山の手地域での最多年齢階級の変化について,都営
住宅に関してみると1970年においては大部分が20歳代の若年層が最多であっ
たが,1990年においては老年層が最多へと変化し,著しい高齢化現象がみら
れる。一方,民間集合住宅についてみると1970年においてはむしろ都営住宅
より年齢階級がやや高く,30歳代が最多のものが多かったが,1990年では都
営住宅ほど居住者の高齢化が進行せず,老年人口よりも40,50歳代が最多と
なっている。これは民間集合住宅において定着率が低かったことが原因である
と考えられる。また公団・公社住宅に関してみると,都営住宅と同様に老年層
が最多となったものと,民間集合住宅と同じように若年層の継続がみられるも
のに二分できる。

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南部地域においても,都営住宅や公団住宅で20歳代を最多階級とする住宅
が,40,50歳代が最多へと移行した住宅と60歳以上が最多へと変化した住宅
に分かれている。西部地域での最多年齢階級の変化においても,大部分の住宅
において加齢が進行し,地域的差異はみられない。住宅を種類別にみると,都
営住宅での高齢化が顕著であることが明らかとなった。都営住宅では1970年
には20~30歳代の若年世帯が最多年齢階級を占めているものが多く,1940
年代後半から50年代前半にかけて建設された都営住宅のなかにはすでに40歳
代が最多年齢階級となった住宅もあった。また,都営住宅のなかで高齢化の進
行していない例外的な住宅は,建て替えにより新たに居住者の募集が行われた
ところである。公団・公社住宅においても高齢化の進行がみられ,60歳以上
が最多年齢階級となった住宅が半数を超える。公団住宅のなかで60歳以上人
口率が最多となっていない住宅においても加齢した年齢階級は増加している。

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