地理学的ハウジング研究

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都市周辺に最も裕福な世帯による新しい住宅が造られるという,住宅需要の単純な経済モデルについて述べたものであるアロンゾ・モデルでは,「高い地代を逃れて,高所得者が高い通勤費用にたえ得る郊外へ移動し,地価の高いインナーシティに低所得者が高密度で居住することとは矛盾する」(Dic.ofHumanGeogr.2nd.eds.)との指摘がある。
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この他の新古典派経済学的アプローチによる地理学的ハウジング研究について,松原(1988)はアイザードなどの「需要主体の効用に注目し,都市土地市場における需要主体間の付け値競争から,土地利用を説明する研究」をあげている。また神頭(1985)は東京都における住宅立地の特性について,都市経済学的アプローチにより公共サービスを立地選択要因として組み込み,分析した。
このような新古典派経済学的なハウジングへのアプローチについて,林(1991)は「住宅地は,商業や工業などの経済活動に比べると,都市地域に占 める割合が大きい。住宅地もまた,空間をめぐって行われる土地利用競争の結果としてその配置が決まるため,経済学の概念を用いて立地を説明することができる」とした。さらに,利便性が高く土地需要の多い都心の高層住宅化と,地価が安く都心から離れた地点での平面的な住宅利用や利便性の高い地域での複合的土地利用などについて,「商業・工業などの土地利用と同様,住宅の地域的展開も経済立地論(economiclocationtheory)の枠組みの中で説明できるという考えが,基本的になされている」と指摘した。

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